長々上らずともいい景色。距離に対する展望のコスパがいい林道「星竹線」（東京都）

東京でもっとも有名なヒルクライムスポットとしてサイクリストに知られる「都民の森」は、登山客や二輪でも賑わっていて大人気。一度は上りたい峠ではありますが、交通量は多く、走行中には相応に気を使う必要あり。

たまには賑やかな檜原街道を外れてみてもいいんじゃないでしょうか。そこには静かな林道が1本。それが「星竹線」です。

星竹線を檜原街道側から上ると、ピークまで距離3km、獲得票高140m弱、平均勾配5.4%ほど。

星竹線は未舗装の区間が長く、交通量はほとんどありません。木が生い茂っていて薄暗く、景色もあまり開けませんが、ときおり木々の合間から檜原街道がチラ見えしたりします。

視界が大きく開ける区間もあり。

ピーク手前の坂が非常にいい雰囲気。この先にどんな景色が広がっているんだろう、と思わせてくれるのはいい峠です。

ピークの景色そのものも開放感があって、気持ちがいい。

武蔵五日市駅からちょろっと走っただけでこういった眺望にアクセスできるので、距離に対する景色のコスパはかなりのもの。

反対側に下っていくと展望台があり、新宿方面が望めます。ちなみに、このあたりは区分としては別の林道（南沢線）だったり。舗装はコンクリートで、勾配はこちらのほうがかなりキツいです。

気分転換にいい林道かと思います。