輪行で行った「燕三条駅」がカオスだった

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輪行してるとおもしろい駅に遭遇することがあります。

JR燕三条駅がいろいろ良かったので紹介します。

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歴史と伝統と現代のごった煮

燕三条駅はカオスな雰囲気で、なかなかおもしろいです。まず“彼”がいました。燕市PR隊鳥、らしい。

近くには大河津分水100周年のノボリが。大河津分水は、信濃川の急流を日本海に逃がし水害を防ぎつつ生活用水や灌漑用水を得るために掘られた人工河川です。こちらは王道的な観光アピール。

ちょっと進むと、謎のロボが描かれた謎の広告。鍛造品の設計・製作を行っている会社のもので、“高い技術力と最新設備の融合を表現”しているらしいです。アニメCMもあって、巨大ロボで誰かと戦ったりしてました。

改札を出たところには地場産品が展示されています。燕三条系ラーメンに刃物などの金属製品。1枚の銅板を打って器に仕上げた鎚起銅器もあります。2021年にちらっと話題になったマンガ『クプルムの花嫁』は、主人公が鎚起銅器職人に嫁ぐことになるというお話で、舞台もまさにこのあたり。

その中になんか混じってくる。ニッパーのゴッドハンド株式会社があるのもこのへんです(あれこれあったようですが、コンテンツ展開は終了・PRキャラとしては今後も使われる、という着地らしい)。

「酒呑童子行列」のポスター。酒呑童子の出身地は越後で、それにちなんだイベントが開催されているそうです。イラストは永井豪、手前のデビルマンっぽい赤鬼が酒呑童子で、隣のイケメンは酒呑童子が人間だった頃の姿と思われます。

「伝説の鬼の力で鬼願成就!」ってキャッチフレーズが見えますが、こいつらに願うと聖杯戦争ばりに斜め上の叶い方をしそう。味わい深すぎる。

混沌とした世界観に肩までつかって高まる異郷感。テンション高く走り出しました。続く、かも。

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たまに東京を脱出しないとSAN値が保ちません。

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